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豆知識2017.03.15
~発毛のメカニズム!~毛周期について

毛周期とはいったい何?


ムダ毛は永遠に伸び続けるものではありません。

ある程度の期間成長すると自然と抜け落ちます。しかしそれでムダ毛が生えてこなくなるわけではありません。ムダ毛が抜け落ちた毛穴からは新たな毛が生えてきます。その理由は毛穴の奥には毛を作る組織が存在しているからです。
このようなムダ毛の成長と抜け落ちるサイクルのことを毛周期といいます。そして毛周期をさらに細かく分類すると、成長期、後退期、休止期に分かれます。成長期はムダ毛が作られて皮膚上に顔を出すまでの期間のことです。後退期はムダ毛が上に押しやられる時期のことで、その後抜け落ちます。そして毛母細胞は少しの休みに入り、ムダ毛が落ちた毛穴はしばらく空になり、その後成長期に入ります。ムダ毛はこのようなサイクルを繰り返しているのです。

毛周期の期間と部位


毛周期の期間は人によって異なります。

しかし一般的には3か月から4か月といわれており、この期間内でムダ毛は成長し、抜け落ちるというサイクルを繰り返しているのです。しかし毛の毛周期は体の部位によって異なります。たとえばワキなどの太いムダ毛が生えている場所は3か月か4か月程度であるとされていますが、腕や足の場合は人によっては半年ほどかけてムダ毛が成長し、抜け落ちるというサイクルを繰り返していることもあります。また眉毛などの毛周期は2か月程度であるために、上手に手入れを行うためにはこの点を確認しておく必要があります。
ムダ毛を脱毛機関で処理する場合、毛周期が大きく関係してきます。そのため脱毛が終了するまでの期間は毛周期が短い人ほど早く終了する傾向にあります。もちろんムダ毛が多ければそれだけ時間はかかってしまいますが、同じ量のムダ毛を脱毛する場合、毛周期が早い人の方が有利です。

毛周期と光脱毛


脱毛機関でのムダ毛の脱毛の主流は特殊な光を使用したものです。

この光はメラニン色素にのみ反応するという特質を有しています。そのためムダ毛が実際に生えている場所にのみ効果を発揮するのです。このシステムには毛周期が大きく関係してきます。ムダ毛が休止期にある場合、そこに毛を作る組織があるにも関わらず、脱毛に使用される光は効力を発揮しません。そのためこの方法で脱毛する場合、ムダ毛が全て生え出るまで待つ必要があるのです。
休止期が長い場合、脱毛がスムーズに施されません。逆に休止期が短い場合、ムダ毛がすぐに皮膚上に顔を出すために脱毛は比較的早く完了します。多くの人は光を用いた脱毛には時間がかかると理解していますが、場合によっては1年以上の期間を有することがあります。この点もしっかりと理解しておくべきです。

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